
テニス肘
スィングの癖により肘の外側と内側に痛みが出現!!
テニス肘とは…
肘の周囲に痛みがあるものを「テニス肘」と呼んでいます。肘の外側にある外側上顆に疼痛が起こるので、外側上顆炎とも呼ばれます。肘の内側に起こるものを内側上顆炎と言われます。テニス選手に多い疾患なのでテニス肘と呼ばれますが、テニス選手以外にも手を良く使う人に起こります。タオルをしぼる、ドアノブを回すなど日常生活動作にも障害をきたします。腫脹はなく、関節可動域(関節の動き)も正常で、X線上でも著変はありません。男女差はないといわれていますが、中年の女性に多くみられます。
症状
ほとんどの場合雑巾やタオルを絞るなどの動作で肘の外側に痛みがでます。安静時には痛みは出ないことが多いです。急性期や重症例になるとじっとしていても痛みを伴うことがあり、アイシングやテーピングなどの処置が必要なこともあります。
鍼灸治療
局所治療
原因になっている筋肉の緊張緩和、疲労回復を目的とします。関連のある筋肉上の圧痛部位に刺鍼します。病変部を通る経絡の経穴に圧痛反応がみられる場合はその経穴(手の陽明大腸経と手の少陽三焦経に関係があります)にも刺鍼し原因になっている筋肉の改善をはかります。運動により痛みを誘発するので、当然安静が必要となります。
全身治療
全身的な治療としては、回復しやすい環境を作り出すことを目的とします。炎症を抑える
ツボを刺激したりし、肘の負担が軽くなるようにバランスを整えていきます。
本症状は筋肉と骨が関与することから、肝と腎に関係が深い疾患といえます。よって全身を治療して肝、腎の機能を上げることにより治癒力を高めていきます。
主なツボ
局所治療
陽池・外関・四瀆(しとく)・合谷・温溜・手三里
全身治療
百会・大椎・膈兪・肝兪・腎兪・志室・三陰交・血海・委中・手三里・合谷
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