
脊髄小脳変性症(SCD)
脊髄小脳変性症(略称SCD)とは運動失調を主症状とし、小脳または脊髄(神経伝達部含む)の変性を主な病変とするものの総称。
詳細な診断を受けている方は予約時にお伝えください。
主要な疾患と症状
- 多系統萎縮症(MSA)…脊髄小脳変性症全体の43%
- オリーブ橋小脳萎縮症(OPCA) 81%
- Shy-Drager(シャイ・ドレーガー)症候群(SDS) 16%
- 線条体黒質萎縮症 3%
- 晩発性小脳皮質萎縮症
- Holmes(ホルムズ)型遺伝性運動失調症
- 遺伝性皮質性小脳萎縮症
- 家族性痙性対麻痺
- Friedreich(フリードライヒ)病
- 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
- Joseph(ジョセフ)病
症状と特徴
小脳性失調は以下のような症状が現れる。
- 起立歩行障害
- 同運動不能
- 筋トーヌス低下
- 測定障害
- 運動分解
- 変換運動障害
- 小脳性振戦(企図)
- 言語障害
- 眼振
脊髄小脳変性症の特徴
- 多系統萎縮症(MSA)…脊髄小脳変性症全体の43%
- 失調症状が主体。タイプによってはパーキンソン症状も出現する。
- 移動に関してはバランス障害が主体。
- 片麻痺のような、いわゆる健側は無い。全身症状である。
- 種々の随伴症状が出現
- 40~60代の社会的責任の大きい時朗に発症
- 西洋医学的には効果的な治療法が無く、機能障害の改善が殆ど無い。
治療
東洋医学的な考察では変性は経絡で言う肝の病態とし、肝とは全身の循環・血流を支配しています。そこにアプローチをかけ経過を観察していきます。完治といかないまでも症状の安定、寛解を目標とします。
初期であれば効果的ですが、進行していると治療が難しくなる場合があります。また合併してでてくる症状にも気をかけ治療していかなけ ればなりません。無理をして治療を進めるとと悪化させてしまう場合がありますので神経内科や専門医の受診もしてください。
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