
滑液包炎
関節周囲に鍼を打ち、痛みや腫れを除去!
滑液包炎とは…
関節に炎症が起こり関節を包んでいる滑液包が腫脹、炎症をおこします。
症状
滑液包の中には少量の滑液が含まれていて、摩擦を軽減する役割を果たしています。無理な力が加わったり使い過ぎによって滑膜が刺激されて炎症が起こり、滑液が増加して滑液包が腫脹し圧痛・自発痛を伴います。慢性化すると滑膜が肥厚するので、軟らかい弾性力のある腫瘤を触れます。慢性化すると熱感、発赤がつよく、全身性に発熱がみられることもあります。スポーツ、日常生活などでの繰り返しの刺激で起こります。外傷、痛風、関節リウマチ、感染症などが原因でも起こります。肩が最も起こりやすい部位ですが、肘、股関節、骨盤、膝などにもみられます。一般的によく言われる「膝の水を抜く」というのがこれにあたります。
鍼灸治療
局所治療
病変部位の組織への治療をします。鍼灸治療によって、局部の血管が拡張し、十分に血液が供給される状態で、増加した免疫細胞が筋付着部や靱帯の炎症を消去することを目的とします。また、病変部位の上を通過する経絡上のツボを遠隔的に使用し病変部の改善をします。急性期や炎症がつよいときには、アイシング、安静、固定などの処置が必要となります。
全身治療
全身的な治療としては、回復しやすい環境を作り出すことを目的とします。炎症を抑えるツボを刺激したり、病変部位の負担が軽くなるようにバランスを整えていきます。本症状は筋肉と骨が関与することから、肝と腎に関係が深い疾患といえます。よって全身を治療して肝、腎の機能を上げることにより治癒力を高めていきます
主なツボ
局所治療
陰谷(いんこく)・曲泉・手三里・大椎・照海(しょうかい)
全身治療
百会・膈兪・肝兪・腎兪・志室・委中・合谷・石門・足三里
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